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JAPAS 日本アニマル  フィトセラピー学術協会
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Medical Herbs メディカルハーブ


ハーブは人(動物)のために役に立つ香りのある植物の総称です。
料理や化粧品などをはじめとして、私たちの生活の様々な分野で活躍しています。その中でハーブに含まれている成分を人や動物たちの健康の維持増進、疾病の予防、治療などに使おうとする分野がメディカルハーブです。
ハーブにはフラボノイドやポリフェノールなどフィトケミカルズ(植物化学成分)と呼ばれるさまざまな薬効成分が含まれています。アロマセラピーで利用する精油も薬効成分の中の1つです。
これらの成分を上手に取り入れると健康を維持するのに役立つこと、自然治癒力を高めることが少しずつわかってきています。
また、メディカルハーブは、薬品のように特定の薬効成分のみを取り入れるのではなく、植物全体を使用するため、副作用などのリスクが低く、身体に優しくアプローチしていくという特徴があります。
また、天然素材であるハーブに含まれるビタミンやミネラルなどの栄養素は、合成のサプリメントなどよりも身体への吸収が良いと言われています。

 

Herb=香草・・・香りのある植物を生活に役立てる
Medical Herb=薬草・・・薬効のある植物を健康に役立てる
伝統的な使用法や植物に含まれる主要成分や薬効など科学的な裏づけが取られていますので、正しい知識をもって利用することで、身体に穏やかに作用し、自然治癒力に働きかけて健康維持を増進します。

 

メディカルハーブの使い方

 

大きく分けると
1.身体の内側に働きかける 内服という方法
2.身体の外側から働きかける 外用
という方法

の2種類に分けられます。
内服ではハーブティーやチンキ剤、浸出油、カプセル剤、サプリメント

などを摂取します。ペットの場合は、ハーブをそのまま食餌に混ぜたり

して与えることもあります。
外用ではチンキ剤を薄めたものや浸出油を塗ったり、みつろうなどを利

用してクリーム剤にしたり、芳香蒸留水などをスプレーやコットンで炎

症部位に当てたり・・・などなど、さまざまな利用法があります。

 

大切なのは
・どのような目的のために利用するのか?
・そのために使いたい成分(効能)はなんなのか?
・その成分を利用するのはどのような製剤が一番効率が良いのか?
・・・ということを明確にすることです。

JAPAS 日本アニマル  フィトセラピー学術協会
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